メンタルが弱い原因と対策まとめ!最高のアプローチ方法教えます
こんにちは。テルクニです。
今回のテーマは「メンタルが弱い原因と対策」についてです。
メンタル面の強さについては悩みやすいところですよね。多くの方が次のような悩みを抱えているのではないでしょうか。
- 「なんでこんなことで気分が落ち込むんだろう」
- 「あの人は気にしていないのに自分はへこみやすい」
- 「もっと強い心にならないと…」
僕もそうですが、心の弱さに悩んでいた時期があります。誰もが悩むことだとは思いますが、今回は特に「メンタルが弱い」と感じる方の向けに原因と対策をまとめてみました。
※この記事を読めばメンタルが弱いままでそれが気にならなくなります。
メンタルが弱いのはどうして?
まず、メンタルが弱いという原因について考えていくと、次の要素があると思います。
- 幼少期の影響
- 何かを続けるのが苦手
- 気が弱い
- 完璧主義者
- 敏感でストレスを感じやすい
僕もいくつかは思い当たりますね。皆さんも思い当たるところはあるでしょうか。それぞれについてより深めて説明していきたいと思います。
幼少期の影響
幼少期にメンタル面の弱さが作られてしまったケースも多いと思います。
例えば、いじめを受けていた、親からひどい扱いを受けていたなどといった環境にいたことに加え、そこまでいかなくても何気ない出来事からトラウマを引きずっているという方は多いのではないでしょうか。
大人になるにつれて、出来事自体の記憶は風化していきますが心に残った傷跡や考え方の癖というものは中々抜けるものではありません。
自分の幼少期に何か自分の精神を決定づけることがなかったか、洗い出してみるとスッキリして前に進めることもあります。気になる方はぜひ紙に書き出してみてください。
何かを続けるのが苦手
継続するのが苦手な人は確かにいます。
そんな方は、「○○ができない」「またできなかった」という挫折を繰り返すことになり、人よりもダメージが蓄積されているかもしれません。
また、何かを継続できない人に対して世間の評価は結構厳しかったりしますよね。
「あんなこともできないなんて意志が弱いからだ」などと言われたりするので、本人も「俺は意志が弱いんだ。もっとメンタルが強ければな…」という風に思ってしまい、ますますこの傾向が加速していく可能性があります。
このケースでは小さな成功体験を積み重ねることが効果的だと考えられます。何かを続ける技術の本としては、石田淳さんの「続ける技術」という本もおすすめ。漫画でも読めるので手に取りやすいです。
気が弱い
気が弱かったり緊張しがちな方も「メンタルが弱い」と思いこむ傾向にあります。
人と接するのが苦手であったり、皆の前でプレゼンすると頭が真っ白になってしまったり…と対人関係の中で何かが上手くいかないことで「俺って駄目なんだな」と思ってしまうのです。
こういったケースの場合も小さな成功体験を積み重ねて自信を持っていくことが大事です。例えば大きな声であいさつをしたり、少人数の前で5分の発表をしたりと小さなところからステップアップすることで自信を回復させることが期待できます。
完璧主義者
以外かもしれませんが完璧主義者の方もメンタルが弱いと感じています。
完璧主義は言ってしまえば100点がいつまでも取れないような状態です。「もっとこうすればよかった」という思いが常にあるので現状に満足できないのです。
もちろん、それは成長にもつながり良い面もあるのですが、常に満足できない状態ということは常に「これではダメだ」と思っているということです。
その思いが自分を追い込んでしまい、「俺はなんてダメな奴なんだ…」と感じさせてしまうことがあるのです。
でも100点満点なんて誰もとれないですし、仮に今100点でも将来の自分からみたらそれは結構ショボく見えてしまいます。80点や60点でも満足できるように、意識を切り替えることが重要ですね。
敏感でストレスを感じやすい
世の中には特に敏感な方が2割ほどいるとされ、HSP(Highly Senstive Person)と呼ばれています。
僕自身もHSPの傾向が高いのですが、HSPの方は周囲の刺激に敏感で非常にストレスをため込みやすい傾向があります。
例えば、相手の何気ない一言が数年後にフラッシュバックしてきて苦しくなったり、ほかの人が起こられているのを見ると自分が起こられているようなつらい気分になってくる…といった具合です。
自分が敏感すぎて生きづらいと感じる場合はHSPなのかもしれません。HSPについては別記事でも詳しく触れているので参考になると思います。
メンタルが弱い人の対策はどうすればいい?
ここまでメンタルが弱い人の特徴・原因を分析していましたが、どのように対応していったらいいのでしょうか。
どんなタイプの方でも役に立つ方法をここでは3つ紹介したいと思います。ぜひ試してみてくださいね。
メンタルについての意識を変える
まず、メンタルが弱い=悪いと思っている方がメチャクチャ多いです。
でも、はっきり言ってメンタルが弱いから悪いなんてことはありません。それはあくまでもあなたの特徴の1つなのです。
特徴というのは、例えば足が速いとか頭がいいとかそういったもの。日常生活を送る上では正直そこまで関係ないものです。
別に脚がメチャクチャ速いウサイン・ボルトが会社員だったとしても特にメリットはないですよね。それと同じようにメンタルが弱くてもそれ自体で何か影響があるわけではありません。
「メンタル弱いのがいやだな…」という方はまずは自分のメンタルに対する意識を変えてみてください。僕の感覚ですが、メンタルも特徴・個性の1つと捉えられるだけでその時点で弱点ではなくなってしまいます。
自分の特徴を考えてみる
メンタルが弱い=特徴というふうに考えたら次のステップです。
それは「自分はどんな人間か」と考えるということ。言い換えれば自分の他の特徴を探すということですね。そうすると色々と見えてくるものがあると思います。
例えば僕の場合はこんな感じですね。
- 人の感情に敏感
- 色々考えがち
- 集中力はある
- 興味が散漫
他にももっとありますが、例えば上のように特徴を書き出してみましょう。
そして、これを強みに落とし込んでいきます。どういうことかというと…
- 人の感情に敏感 → 共感能力が高い
- 色々考えがち → 深く考える力がある
- 集中力がある → 集中力がある
- 興味が散漫 → 色々なことに興味を見出せる
こんな感じですね。ポイントとしてはマイナスの言葉は正反対に変えること、そして「○○できる」「○○という能力がある」という風に書き換えることです。
こうしてみるとどうでしょうか。あなたには色々良いところがあるんです。もうメンタル弱いとか気にならないんじゃないでしょうか。
どうしても自分の強みがわからん!という方はリクナビのグッドポイント診断もおすすめです。無料で登録でき、本格的な診断を受けることができます。質問に答えていくだけで5つの強みを出してくれるのでかなりおすすめですよ。
メンタル=弱いでいい
もう気づいたかたもいるかもしれませんが、メンタルは弱いままで全然かまわないのです。
多分、多くの方が「メンタル強くしないと!」と思っていますが、それは間違いです。もちろん克服する方法はありますが、無理を重ねても意味はまったくないです。それより自分の長所を探した方がいい。
ゲームに例えて言うならあなたは「魔法使い」です。「戦士」のように体力はないけど、MPはめちゃくちゃ高くて強力な1撃を打てます。
ただし、今はまだ魔法を覚えておらず、なぜか戦士のように体力をつけようと頑張っているんです。
…これって誰もがおかしいとおもいますよね。
体力はおいておいて、魔法を覚えようよって思うと思います。ここで魔法と言っているのはあなたの強みのこと。体力がない=メンタル弱いというのがネックにならないくらいの強みがあなたの中にもあるはずです。
もしあなたが魔法使いであるのなら、超強力な呪文を覚えて戦士をあっといわせてやりましょう。
おわりに
今回はメンタル弱いということの原因と対処方法について記事をまとめてみました。
様々な原因を分析して自分はこのタイプだというのも大事ですが、もっと大切なのはメンタルが弱いことをはねのけるくらいの強みを見つけてやることだと思っています。
世の中にはメンタル弱い→じゃあ鍛えて強くしよう!という風潮がありますが、僕としてはこれは間違っていて、違うアプローチもあるんだと考えたときにたどり着いたのが上記の方法でした。
ムリをしていても、ムリなもんは本当にムリです。僕も頑張ったことはありましたが、結局メンタル病んで終わったので。
何度も言いますがメンタル弱い=悪いではなく、特徴の1つです。
あなたにはまだまだ他の特徴があるはず。それを発掘して最高の「魔法」に仕立て上げてみてください!