ケセラ・セラの意味を完全解説!実は前向きになれる深い言葉だった
こんにちは。テルクニです。
「ケセラ・セラ」ってよく聞く言葉ですが、なかなか意味を知っている人は少ないと思います。自分も「あ~あれね!知ってる知ってる」と言いつつ知らなかったので、ちょっと意味と使い方を調べてみました。
分かったのは、これは前向きな気持ちになれる深い言葉だったということ。一体どういうことなのか、詳しく紹介します。
ケセラ・セラの意味と由来
「ケセラ・セラ」という言葉をひとことで言うと「なるようになる」という意味です。
これは、「Que Sera, Sera」というアメリカの楽曲に由来するとされています。アメリカと言ってもこの言葉自体はスペイン語らしいのですが…
もう少し、「ケセラ・セラ」という言葉の意味を正確に取ってみると、「自分が信じた通りに物事は進んでいく」という前向きな意味で語られます。
つまり、「明日は明日の風が吹く」といった意味ではなく、自分の心次第で明日はいかようにも変えられるという言葉なのです。
でも、本当に自分の心次第で明日を変えることができるのでしょうか。もう少しこの点を掘り下げて考えていきたいと思います。
自分の心次第とはどういうこと?
いきなり哲学的な話になりますが、世界を変える方法は2つあります。
- 世界が変わる
- 自分が変わる
の2つですね。
1つ目の世界が変わるというのはわかると思いますが、2つ目の自分が変わるというのはどういうことなのでしょうか。ここが「ケセラ・セラ」の意味を理解するポイントになっていると思います。
僕たちはあらゆる出来事に「意味付け」をして生きています。
例えば、雨が降ったという事実に対して、「なんだか暗そう」と思うからこそ気分が落ち込んでしまうのです。
でも、例えばあなたが農家で水不足に悩んでいる人だったらどうでしょうか。「おお~恵みの雨だ!!」とメチャクチャ喜ぶはずです。
つまり、雨自体は悪いものでも良いものでもなくて、僕たちの「意味付け」によって良くも悪くもなっているということ。
「ケセラ・セラ」という言葉はあらゆるものごとに「良い意味付け」をしなさい、そうすればあなたの目に映る世界は明るくなるんだよと言っている言葉ではないでしょうか。
意味付けはトレーニングで変えられる
こう聞くと「いやいや、僕はマイナス思考の人間だから意味付けなんて変えられないよ…」と思う方もいるかもしれませんね。
確かに、急激に物事の解釈を変えるというのは難しいかもしれません。でも、少しずつなら確実に変えることができます。
ポイントは、自分がネガティブに考えているときに立ち止まってちょっと反論してみるということ。
「俺、今日は何もできていないな…」と思ったら「でも、ちゃんと朝起きて会社にも行けた」と反論すればいいし、「また失敗してしまった…」と思ったら、「でも、次は失敗しないやり方が分かった」と反論するのです。
このようにちょっとした反論をしていくことで、ネガティブになりすぎず自分の気持ちを保つことができます。こういったトレーニングを重ねていくことで、「ケセラ・セラ」という言葉も実感できるはずです。
まずは、自分の後ろ向きな考えにちょっと反論することから始めてみましょう。
まとめ
「ケセラ・セラ」という言葉は「なるようになる」という意味ですが、思考を放棄して何も考えないという意味ではないと思います。
むしろ、自分で積極的に「意味付け」を行うことで、世界の見え方を変えようとする強い意志がこもった言葉ではないでしょうか。
そして、「意味付け」というのはトレーニング次第で少しずつですが変えていくことができます。ネガティブな思考にはまったときに少し反論してみるということが効果的ですね。ドンドン反論して、自分の「意味付け」を変えていきましょう!