HSPがよく寝るのはホント?2つの原因を考察してみたぞ!

眠る猫

「春眠暁を覚えず」とは言いますが季節に関係なく眠たくなっている方も多いんじゃないでしょうか?

 

実を言うと僕もその1人で、睡眠時間を長めに取らないと次の日が眠くて辛かったりします。いつもちゃんと23時くらいには寝ていますからね笑

 

そんな中、「良く寝ることってHSPと関係あるのだろうか」と考えるようになりました。
今回はHSPがよく寝るということはあるのか、あるとすれば何故なのか、僕の意見を述べたいと思います。

 

HSPはよく寝る?

HSPの方が眠くなりやすいとすると、そこで考えられるのは次の理由です。

  • 外部の刺激を受けやすいから
  • 色々と深く考えてしまうから

それぞれどういうことなのか、詳しく説明していきます。

外部の刺激を受けやすいから

HSPの方は外からの刺激を受けやすい性質を持っています。

刺激というのは音や光、におい、あるいは人の感情などさまざまありますが、これらの刺激を受けやすいのがHSPです。

 

刺激が適切であればいいのですが、多くの場合そうはいかずに過剰な刺激に圧倒されてしまうことが多いです。

 

過剰な刺激ということはそれだけストレスを感じているということ。

刺激に対して敏感であるゆえに多くのストレスを抱え、疲れやすい。その結果睡眠時間が長くなるということが考えられます。

 

色々と深く考えてしまうから

また、外部の情報を受けて色々と考えすぎてしまうのもHSPにとっては非常に疲れる原因となっています。例えば、僕の場合は次のようなケースがよくあります。

  • 「あの時Aさんは大丈夫って言ってたけど手伝った方が良かったかなぁ」
  • 「失敗した…こういう風にやっていれば良かったのに」

 

こんな風に色々と考えて自分を責めてしまうのでストレスがどんどん溜まっていき疲れてしまいます

 

実際に相手がどう思っているかどうかとは関係なく、色々と考えてしまうんですよね。そして考えすぎて不安になったり疲れてしまうことがしばしばあります。

 

こうしてため込んでしまった疲れを解消するために、長めの睡眠が必要になるのではないでしょうか。

 

ただ、科学的に証明されたわけではない

ですが、HSP=睡眠時間が長いとか眠くなりやすいとは科学的に証明されたことではないです。(少なくとも僕はそのような研究成果は知りません。)

 

そもそも、HSPの定義はDOESと呼ばれる次の4つで決まっています

  • Depth of processing
  • Over aroused
  • Emotional reactivity and high empathy
  • Sensitivity to subtle stimuli

 

日本語に直すと、

  • 深く処理する
  • 過剰に刺激を受けやすい
  • 感情の幅が広い、共感性が高い
  • 僅かな刺激に対する感受性

といった具合になります。

この4つを満たしていればHSPということができ、それ以外の要素は含まれていません。つまり、HSPの定義にはよく寝るかどうかは含まれていないのです。

 

そのため、眠気を感じやすいといってもそれが本当にHSPの性質によるものなのかは疑問が残るところとしか言えません

 

HSPの方の中にもショートスリーパーでやっていけている方も多いと思いますし、あくまでも「ストレスを抱え込んで疲れやすい、だからよく寝る」というのは一部のHSPに当てはまることだと思います。

 

それでも、「自分はこういうタイプなんだ」と自分を理解する助けになるのならいいのでないでしょうか?僕はそういう風に思っています。

 

まとめと感想

僕個人の意見を言えば、先ほどお伝えした通り、HSPはストレスを感じやすくその結果として休養=睡眠が必要になると思っています。

 

しかし、HSPの定義には睡眠については含まれておらず、よく寝る傾向はあってもそれが本当にHSPのためなのかは分からないところです。

 

一概に言うことはできないですが、それがまたHSPの面白いところですね。機会があればアンケートを取ってみたいと思います。