HSPで生きづらいのはなぜ?3つの原因と対処法を教えます!
どうも、テルクニです。
HSPの方は「生きづらさ」を感じることが多いのではないでしょうか。僕自身もHSP傾向が高いからか、「生きにくい世の中だな…」と感じることは多くあります。
でもなぜ、こんなに生きにくいと感じたりしてしまうのでしょうか。またその対処方法が知りたいですよね。
今回はこの切り口から考えていきたいと思います。
HSPが生きにくい3つの理由
HSPの方が生きにくいと感じる大きな理由としては次の3つが考えられます。
- 感覚が敏感であるから
- 人付き合いが苦手だから
- 自分に自信が無くなりがちだから
それぞれどういうことなのか、詳しく見ていきましょう。
感覚が敏感であるから
HSPの人は人よりも感覚が敏感です。
敏感ということは理解されにくいということ。例えば、においや光に敏感であっても相手にはそのことがわからず「なんのこと言ってるの?」となってしまいます。
他にも、人の気持ちに敏感である人は他の人が言い争っているのを見たりすると自分のことのように心が痛み、気持ちが沈んでしまいます。
でも、この感覚は非HSPの方にはなかなか理解してもらうことが難しいです。コチラの想いを伝えても「それは気にしすぎだよ」と軽くあしらわれてしまうこともしばしばあります。
そういう状況に出くわすと、「自分のことを理解してくれる人はいない。なんだか生きづらいなぁ」と感じてしまうのです。
人付き合いがニガテだから
HSPには人付き合いがニガテという方も多いと思います。
僕もそうなのですが、ほかの人と世間話をすることは結構苦手です。こちらが話したことで相手は不快になっていないか、相手を怒らせないだろうかと気になり、正直生きた心地がしないこともあったりします笑
このように人付き合いがニガテだと自覚しながらも、その一方で「常識として人付き合いが良い人のほうがいい」と刷り込まれているため、そのギャップに苦しみます。
自分がニガテなことと常識に板挟みされてしまうのです。
そのために、「ああ、俺はなんてダメな奴なんだ…」という感覚を抱きやすく、それが生きづらいなという感情につながっています。
自分に自信が無くなりがちだから
HSPの方は自分に自信をもっていない人が多いように思います。
この原因はHSPが優しいからということにあると僕は思っています。どういうことかと言うと、HSPの方は敏感で感受性が強いため相手の痛みをよくわかってしまいます。
痛みがわかるということは相手に共感する力が高いということ。そのため、優しい気持ちで接することができるのです。
もちろん、これは長所ですが悪い方向に働いてしまうこともあります。
それは、「相手を責めず自分を責めてしまう」ということです。HSPの方は優しさのあまり、人のせいにすることがニガテで全部自分のせいにしてしまいます。
そのためストレスをため込みやすく、「自分が悪いんだ」という風に気分が落ち込みがちになってしまうのです。
HSPはどう生きればいいのか
ここまでHSPの方が生きにくいと感じる理由について考察してきました。
では、HSPの方はどのように生きていけば楽に生きられるのでしょうか。その対処方法についても3つのアプローチが考えられます。
- HSP=性質だと理解する
- 自分に優しくなる
- 「常識」から外れる
それぞれについて詳しくお伝えしていきます。
HSP=性質だと理解する
生きやすくなる第一歩としてはHSPが性質であることを理解する必要があります。
性質というのは変えられないものだということです。そう聞くと「なんだよ…」と落胆するかもしれませんが、そんな必要はありません。
例えば、「他人の感情に敏感」という性質は生涯変わらないと思います。しかし、この性質自体は良いものでも悪いものでもありません。
ちょうど包丁は料理道具にも凶器にもなるように、この性質も使い方によって良くも悪くもなります。
自分がどんな性質を持っているのか、まずは知るところから始めるのが大事ではないでしょうか。
「自分の性質なんてハッキリわからないよ…」という方にはリクナビのグッドポイント診断もおすすめです。かなり詳しく判定してくれるので判断の材料になりますよ。
自分に優しくなる
先ほども考察したように、HSPの方は自分を責めがちです。
しかし、それが健全かと言うとそうではないですよね。HSPの方は他人に優しくできるとても素晴らしい気質をもっていると僕は思っています。
なら、自分にも他人と同じように優しくできるはずです。
というか、自分に優しくそのまま人にも優しい方が健康的ですし、相手も喜んでくれるはずです。
相手に優しくできるのは自分があってこそ。
まずは自分にやさしくというのを心掛けてください。
「常識」から外れてみる
HSPの方はいったん常識を取っ払うのもアリだと思います。
といっても犯罪に走るとか、なにか悪いことをしてみろと言っているわけではありません笑
なぜこんなことを言うのかと言うと、常識というものは多数に合わせて作られているからです。HSPの人は言ってしまえば少数派であり、多数派とは合わない部分がもちろんあります。
例えば、あなたが「○○をすべきだ」という風に考えているならちょっと一回考え直してみてください。本当にそれをすべきなのか、またあなたはそれをしたいのかどうかを。
もちろん常識通りに行動しないといけない場面もあるでしょうが、全部が全部そんなわけはないです。
そうやって、必要ない「常識」をやめることで格段に生きやすい世界になっていきます。
まとめ
今回はHSPの生きづらさについてその原因と対処方法を考察してみました。
HSPという性質を受け入れ、自分にも優しくなるということが生きづらさを打破するカギだと思います。
まずは、自分にはどんな性質や傾向があるのかをしっかりつかんでおきましょうね。